株の売り方【3種類の注文を使い分ける】

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株の売り方
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売り注文を出してみよう

株は買値より高く売れなければ利益にならない。3種類の売り注文を使い分けて利益を伸ばそう

すぐ売りたいなら成行高く売りたいなら指値

売る場合の注文方法も買い注文と同様に、「成行」「指値」「逆指値」の3つから選択できます。
売り方の場合、成行は「高く売る」ことよりも「とにかく売る」ことを優先したい時に使いますので、「十分に利益が出たので手放したい」「今以上損失を拡大させたくない」といった時などはこの方法を選ぶとよいでしょう。
一方、指値は高く売ることを優先したい時に適した方法です。「買値から10%上昇したら売りたい」といった目標額がある時などに使うのがよいでしょう。日中は仕事で値動きを確認できない人などでも、売るタイミングを逃すことがありません。
ただし、株価が注文した値段まで上昇しなければ約定しません。株は、買値より高く売るのがそもそもの目的ですが、目標額を高くしすぎると売り時を逃したり、その後株価が下がる可能性もあります。
逆指値は指値の一種で「この価格を割ったら売る」と指定する注文です。たとえば現在の株価が500円で、490円まで下がったら売ってしまおうと考えた時などに使います。
株価がどう動くかはわかりませんので、500円よりさらに伸びるかもしれませんし、伸び悩むかもしれません。逆指値は、さらに伸びた時に得られる利益獲得のチャンスを残しつつ、下がった時の利益減少(または損失拡大)を限定できるのがメリットです。

株はいつ売ればいい?

相場の状況によって適した注文方法を選ぼう

❶ 相場急落時成行を検討

含み益が減ったり、損失が拡大するリスクが大きい。早めの売却がリスク対策になる

❷ 相場上昇時指値を検討

含み益が増えやすため、プラスアルファの利益が得られる可能性あり

❸ 方向感が見えない時逆指値を検討

続伸の可能性を伺いつつ、下落リスクを抑えたい

あらかじめ売値を想定しておくことが大切

売り注文の選択は、相場の状態と合わせて考えるのがよいでしょう。たとえば相場が悪化した場合は保有株の含み益が減り、含み損が膨らむ可能性があります。このような時は保有株を減らすとともに、利益確定・損切りを急ぐのが定石ですので、成行が適しているといえます。
逆に相場環境がよい時は株価がもうひと伸びする可能性があります。
そのチャンスをしっかり掴むためには、指値や逆指値が有効です。相場は時に大きく動きますので「高すぎるかな」と感じる売り注文が約定し、プラスアルファの利益が得られることもあるのです。
ただし、期待した利益が得られるかは、売れるまでわかりません。
「安く買えた」と思っても、高く売れなければ利益になりませんし、今は株価が上がって「儲けた」と思っていても、翌日には大きく下がるかもしれません。そのため、利益確定は投資家にとって非常に大切です。
日中の値動きが見られないサラリーマンの人などは特に、売りたい価格をあらかじめ決めて指値注文を出したり、損切りする価格を決めて逆指値注文を出しながら、自分の取引を管理しましょう。

権利付き最終日

配当金や株主優待を狙って株を買う場合、権利確定日の3営業日前までに買い注文が約定していなければならない。この日のことを権利付き最終日という。権利確定日と権利付き最終日にはタイムラグがあることを押さえておこう。

ストップ安になると売ることができなくなる

利益確定の際にもうひとつ知っておくべきことは、株価が下がった時に例外的に売ることができない場合がある、ということです。
通常、成行で売り注文を出せばいつでも損切りができます。しかし、株には「値幅制限(ねはばせいげん)」というものがあり、一日の上限・下限が決まっています。株価が大きく下がり、この下限にまで達することを「ストップ安」といい、売り数と買い数に大きな開きが出た場合は、結果として成行注文が成立しないことがあります。反対に上限に達した場合は「ストップ高」といいます。
下段図にあるように制限される値幅は証券取引所ごとに定められており、前日の終値を元に判断されています。表を丸暗記する必要は有りませんが自分の保有株の値幅がどの程度なのかは把握しておきましょう。

値幅制限の基準は?

株価の値幅は前日の終値によって決まる

基準値段(前日の終値)
値段が制限される幅
100円未満
30円
200円未満
50円
500円未満
80円
700円未満
ケース❶100円
1,100円未満
150円
1,500円未満
300円
2,000円未満
400円
3,000円未満
500円
5,000円未満
700円
7,000円未満
ケース❷1,000円
10,000円未満
1,500円
※日本取引所グループ資料より作成
ケース❶

前日の終値が500円の場合は、制限値幅が100円となり、ストップ安になった場合は400円まで下がり、ストップ高のときは600円まで上がる。

ケース❷

前日の終値が5,000円の場合は、制限値幅が1,000円となり、ストップ安になった場合は4,000円まで下がり、ストップ高のときは6,000円まで上がる。

大きな損をしないために保有株の
制限値幅を把握しておくことが重要!
POINT

損小利大を念頭に売り注文を使い分ける

投資の基本は「損小利大」(利益をできるだけ伸ばし、損をできる限り小さくする)。チャートで株価の方向性を把握しながら、売り注文を使いわけることが重要。

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本サイトは株投資に関する情報の提供を目的として書かれたものです。株投資はリスクを伴います。 本サイトで解説している内容について、製作者は投資の結果によるその正確性、完全性に関する責任を負いません。実際の投資はご自身の責任でご判断ください。